宇治電ビル
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竣工年:昭和12年(1937年)
設計: 長谷部・竹腰設計事務所
関西電力の起源の一つで、戦前の五大電力会社の一角を占めた宇治川電気の本社ビル。現在は関電が所有する貸しビルになっている。
築70年とは思えない普遍的な美しさをたたえたビルで、その古典的な窓割りや絶妙な配置のバルコニー、美しいレリーフをみれば紛れも無い天才の作品であることが判る。
設計者、長谷部鋭吉は住友本店(1926、1930)や日本生命保険相互会社本店本館(1938、1962)、大阪カテドラル聖マリア大聖堂(1963)など昭和期大阪の主要な大規模建築を手がけている。それらはいずれも古典主義の残滓を漂わせたシンプルでモダンな建築だった。


乳白色の陶器タイルも素晴らしい質感である。





従って、表のファサードだけでなく、全体に化粧タイルが貼られている。

